こんにちは。nakaです。
開催中の企画展「モダンガール ―大正・昭和のモダンライフを愉しむ―」の中から、解説しきれないこぼれ話をしたいと思います。
クラブコスメチックスの前身である中山太陽堂には、多くの図案家(現在でいうグラフィックデザイナー)が在籍していました。
今回はその中でも群を抜くセンスをみせた、nakaの推し 図案家・山六郎(やま ろくろう)をご紹介します。
山六郎(1897-1982)は高知県生まれ。
大正8年に京都高等工芸学校(現在の京都工芸繊維大学)の図案科を卒業した後、中山太陽堂に入社。
大正11年には関連会社のプラトン社に出向し、後に転籍しました。

企画展メインビジュアルと「女性」のレタリングは、山六郎が描いたものです。
中山太陽堂やプラトン社で多くのデザインを残しましたが、その美麗な線は魅力の1つです。
少女や女学生を描いた作品も存在しますが、山六郎の描いた美しくモダンな女性に思わずうっとり。
日本デザイン界の先駆者的存在として、当時より商業デザイナーとして名を馳せました。
「絵描きが、過去のことを語り始めたら、もう駄目です。絵を描く人間は後を振り向いてはいけない…。前を向いてただ、ひたすら歩くだけです…。」
後年に青年期の華々しい活躍を聞かれても、決して語ろうとしなかったそうです。
相当な実力や実績がありながらも、静かに情熱を燃やしている。そんな人柄も魅力。
洗練されたデザインどおり、上品で落ち着いた雰囲気をまとった、とてもお洒落な人物でもあります。
今回の展示では山六郎が手掛けたデザインを何点か展示しています。
“百聞は一見に如かず” うっとりを味わいにご来場ください。

左2冊が山六郎が描いた表紙です(尊い…)
…………………………………………………
\ 第18回企画展「モダンガール ―大正・昭和のモダンライフを愉しむ―」開催中! /
⬜ 2022年4月1日(金)~2022年5月31日(火) 5/6、日祝日を除く
⬜ 9:30~17:00 1日5枠の完全入れ替え制
⬜ 事前予約制 前営業日の17時までにご予約ください
⬜ 入場無料
…………………………………………………
※ ご来場前には公式サイト「ミュージアムページ」にて最新情報をご確認ください。